バニーガールといえば、日本では水商売のお店でお客さんをエスコートする女性従業員の制服として知られています。
イベントなどで、バニーガールに扮するキャンペーンガールなどもいます。
そもそもは、バニーガールはウェイトレスの衣装として生まれたのです。
正式にはバニーコートと呼ばれ、アメリカのPLAYBOYという雑誌から誕生しました。
この雑誌のマスコットであったウサギをモチーフにして、バニーコートはデザインされたのです。
PLAYBOYの存在自体が当時のアメリカでも風紀を乱すという扱いをされていましたが、レオタードに尻尾にハイヒールという姿で給仕する女性の姿はもちろん世間を騒がせました。
警察に検挙されるリスクを防ぐために考えられたのが、腕につける袖元と蝶ネクタイでした。
給仕用の制服であることを強調して、露出の多いコスチュームというイメージにアレンジを加えたのです。
バニーガールが、単なるレオタードと尻尾だけの衣装だったら、女性も憧れるほどのコスチュームにはならなかったかもしれません。
つけ袖と超ネクタイがあることが、パーティーコスチュームでも露出だけではないというお洒落さをアピールしているのです。
バニーガールのレオタードは、特殊な構造になっています。
背中のファスナーと胸下で、または透明の紐で支えるかという姿が、女性らしい美しさを表現してくれるのです。
定番コスチューム:バニーガール