不思議なことに、パーティーコスチュームでは西洋の物語に登場するキャラクターに扮することが多いものです。
また、王子様とお姫様という組み合わせが定番なのも、西洋のおとぎ話らしい特徴です。
厳密に考えれば、時代によってお姫様も王子様もそれぞれ異なる雰囲気の扮装をしているはずです。
しかし、パーティーコスチュームではイメージを大切にして、それらしさが出ればよいのです。
特に、王子様のコスチュームとなると、物語によって変える必要もありません。
シンデレラの隣りにいればシンデレラの王子様、白雪姫の隣りにいれば白雪姫の王子様として受け取られます。
王子様に扮する男の子も、それほど細かく注文をつけることはないでしょう。
女の子がお姫様に扮するときに、白雪姫はこうじゃない!シンデレラはこうでなくちゃ!と注文が厳しいのに比べると簡単です。
王子様の衣装で必要になってくるのが、チュニックです。
その上に羽織るマントも、あるとより雰囲気が増します。
王子様といえば剣を腰に差しているイメージもありますが、お子様に持たせるのは危険なので、先の尖っていないものにするように気を付けてください。
また、男の子は持ちたがるかもしれませんが、剣はなくても十分王子様として通用します。
持たせるなら、硬めの筒に紙やアルミ箔を巻きつけて、剣の代わりにする程度がよいでしょう。
男の子なら、王子様の衣装