12月24日、25日が近づくと、様々な場所では、クリスマスに関するイベントが開催されます。
そこには必ずサンタクロースのコスプレをしている方がいます。
ショップの人が店の宣伝を行ったり、通常営業をできるだけクリスマス仕様にしたりと様々な工夫を行なっています。
街にあふれたサンタクロースのコスプレの方のおかげで、特にクリスマスというイベントに関心がない方でも若干クリスマスという雰囲気を味わう事ができます。
そのような様子を見ているだけでなぜだかワクワクしますよね。
サンタクロースに限らず、トナカイや雪だるまなどのぬいぐるみを着ている人もいますし、女性のミニスカートを着用したサンタクロースコスプレもとても魅力的です。
子どもに限らず大人の心もワクワクさせてしまうサンタクロースって一体どこで誕生したのでしょうか。
色々な説がありますが、その中の一つにアジアにすむ、ニコラスという司教のお話があります。
ニコラス司教は、キリストの教えを多くの人に説いて、各地を転々としていたそうです。
特に貧しい田舎町を歩き、キリストの教えを話して回っていたようですが、あまりにも貧しそうな家へ金貨を投げ入れ、どうにか少しでも幸せを分けてあげたいと考えたところ、その家の暖炉横にあった靴下に偶然にも金貨が入ってしまったようです。
そのような事情から、クリスマスの日には、靴下の中に、年に1回サンタクロースからの贈り物が届くのだという言い伝えができたとい割れています。
靴下の中の金貨を見つけた貧しい家の人は、その話をすぐに街中の人に話したことで、ニコラスを尊敬し、聖ニコラスとして呼ばれていました。
聖ニコラスは、アメリカ各地で救世主として多くの人の信頼を集め、その地の言葉がなまってサンタクロースという言い方にかわったといわれています。
ただ今では、アジアではなく、グリーンランドという北極にサンタクロースが住んでいるということが有力で、永遠の命を授かっていると言い伝えがあります。
サンタクロースの誕生